2012/02/15
ローズウッドのハンドクリーム


「ローズウッドの香りが好きでそのハンドクリームを買っていたけど廃盤になってしまったので、作り方を教えて欲しい。」とメールをもらったので、こちらで紹介させてもらいます！
色々なクリームを作って試してみた結果、一番付け心地が良かったものがこちらのレシピです。
植物オイルや精油はその時々の気分で変更して、自分だけのオリジナルのクリームを作ってみて。

材料
ホホバオイル　35ｇ
乳化剤　（エマルシファイングワックス）　3ｇ
キサンタンガム　1ｇ
みつろう　（精製したもの）　5ｇ　　
フローラルウォーター　or　精製水　50ｇ
ローズウッド精油　10滴～20滴　（少しづつ加えながらお好みで調節）

ローズウッドは成分も香りも穏やかなので少し多めに入れるのが私は好きですが、香りの強い精油や刺激が強い精油を使う場合は控えめにして下さい。

作り方
①鍋にお湯を沸かし、湯煎の準備
②耐熱容器にホホバオイル、みつろう、エマルシファイングワックスを入れる。　→Ａ
③別の耐熱容器にフローラルウォーターを入れる。　→Ｂ
④Ａ、Ｂを湯煎にかける
⑤かき混ぜながら80℃まで加熱して材料と溶かす
⑥湯煎からおろしてＢにＡを加え、よく混ぜる
⑦キサンタンガムを少しづつ加えながら、完全に溶けるまでかき混ぜる
⑧冷ましながら人肌（３０℃程度）になるまで混ぜつづける
⑨少しづつ精油を加えてかき混ぜる
⑩クリーム容器に移しかえて出来上がり（完全に冷めてから蓋をする）

※しっかりと冷めるまでかき混ぜ続けてください。乳化が不完全だと後から分離します。

保存場所
冷暗所（春～秋は冷蔵庫）
保存期間
１ヶ月程度（クリームは腐りやすいので早めに使い切って下さいね）

さて、ローズウッド精油は別名ボア・デ・ローズと呼ばれ、高級なインテリア用材として過剰な伐採が行われたために現在では保護運動が活発になっています。
ローズウッド精油を買う際には、そういった運動を行っている所で入手してみてはいかがでしょうか？
ローズウッドのテーマは「優しさ」です。
この香りを好む人は深い愛情と優しさを持つ人です。
私、個人的にはこのローズウッド精油の香りには透き通ったピンクのイメージを持っています。
ハートを優しく包んでくれるような温かいイメージが浮かんできます。
肌に対する効果も素敵です。
乾燥肌、敏感肌、炎症を起こした肌にも役立ちます。老化肌に効果的でシワを改善してくれます。
成分が穏やかなので、子供やお年寄りがいる家庭でも安心して使用できる精油です。

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